【土の器】梶原靖元・大谷工房　飯洞甕窯・唐津焼作家

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梶原　靖元
常識にとらわれない、真摯なものづくり

梶原靖元　（かじわら　やすもと）
1962年生まれ
大谷工房　飯洞甕窯
佐賀県東松浦郡相知町

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　　頭の中には焼き物のことしかないほど、仕事も遊びも焼き物の人である。まじめに勉強し、ひけらかさず。今ようやく本人が望んだ唐津へ向けて、歩き始めたばかりである。唐津の源流と思われる李朝の焼き物を求めて、韓国へ勉強に行ったり、古唐津の土は砂岩だと、臼で石を砕いて土を作ったり、常識にとらわれない作陶は唐津の焼き物屋たちをゆさぶり始めた。